人前で話すために必要なスキル……その1

聴き手を巻き込む高度なテクニックもスキルだし、
最も基本的な「身だしなみ」も、スキルの内です。

例えば、ブランドもののスーツは不要ですが、
清潔感は人前に立つ者の最低限のマナーですよね^^


私が知る話し方教室のプロ講師の中では、講演を依頼された場合、
必ずその当日は、新しい下着を着用することを習慣としている、
といった方もいらっしゃいます。


デートにおける勝負下着と違って(笑)、プロ講師やトレーナーの場合、
下着は聴き手の眼に触れることはありえませんから、
この、人からは見えない部分でセルフイメージを高めていくというスキルは、
メンタル編で語ってもよかったかもしれません。


ところで、プロ講師としてやっていくために最低限必要な要素として、
よく勘違いされがちなのが、次のことです。


それは、知識や情報だけを持っていれば、講師としてはOKだ!
ということ。


メンタル、スキル、ナレッジにあてはめていえば、
ナレッジだけさえあればいい、という考え方です。


でも、これはまったくナンセンス!!


なんでかというと、もし、ホントに知識や情報だけを持っていれば
講師が務まるというなら、講師の代わりに、カセットテープやCDで
音声を流せばいいですよね??


でも、そんなんじゃ聴き手は集まらない。


それは、コンサートと同じ理屈です。

たとえCDを持ってたとしても、好きなアーチストの生の姿を観ながら
曲を聴けるLIVEは、とても魅力的なものです。


講師がLIVEでやる講義とは、やはり講師の人柄・パースナリティ・
熱意・信念・人望・志といった内なるメンタルを、聴き手を惹き付ける
素晴らしいスキルに乗せて届けるからこそ、魅力が出るんですね。


知識や情報の単純な伝達では、聴き手が話し手に惹かれる
ということは絶対にありません


あるオペラの歌手が、レストランでMENUを情感を込めて
歌い上げたら、回りの客から拍手喝さいを浴びたという実話があります。


これなどは、何を伝えるかよりも、どう伝えたのかということの方に、
人間は感動を覚えるんだ、ということが理解できる良いエピソードだと
いえるでしょう。


要するに、『どんな話しか』よりも『誰からの、どんな伝え方で』の方に
聴き手を惹き付ける要素たくさんあるということです。

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